琉球ガラス カタログ — MOGMOG 沖縄フェア 2026
MOGMOG | 沖縄フェア 2026
琉球ガラス カタログ
沖縄・糸満のRGC(琉球ガラス村)で、ひとつずつ手で吹かれたガラスです。このカタログは作り手ごとにまとめました。作家名が公開されていないものは、後半にシリーズごとに並べています。すべて受注生産、お届けまで3〜8週間。価格は米ドルの販売価格です。2026年9月22日更新。
★ のついた商品は、MOGMOGから特におすすめしたい一点です。同じシリーズで点数の多いものは、まずこの印のついたものからご覧ください。
01 | 作り手
末吉清一
すえよし・せいいち
現代の名工(2020年度・厚生労働大臣表彰)/沖縄県工芸士

1961年、伊是名島生まれ。16歳で宜野湾のガラス工房のアルバイトを始め、そこで学費を稼ぎながら定時制の高校と大学で8年間“電気”を学びました。卒業のときに真剣に他の就職も考えたうえで、選んだのはガラスでした。趣味は釣り。カジキ、しなる釣り竿、海鳥。作品のモチーフは海と空から来ています。「匂いや風の音まで感じる器を作りたい」というのが、いつも考えていることだそうです。
銀河
幼い頃から、夜釣りをしながら空を眺めるのが好きだったといいます。きっかけは、慶良間諸島へ釣りに行った夜、月光の照る浜辺から見上げた星空でした。この美しさをなんとかガラスで表現できないか。それまで透明なガラスを中心に手がけてきた末吉が、ここで初めて黒ガラスに挑みます。
彗星の核を表現しようと黒ガラスに金箔を入れて焼成すると、金箔は燃えて消えてしまう。温度や時間を変えながら試行錯誤を重ねるなかで、銀箔なら粒となってガラスの表面に残ることを見つけます。その粒は窯の中でひとつひとつ異なる青へと変化し、やがて夜空に浮かぶさまざまな星となりました。完成までに、およそ3年。
漆黒のガラスと銀箔。そして末吉清一の熱情によって誕生した代表作「銀河」シリーズは、あたかも大気圏から飛び出して目にする宇宙空間のよう。吸い込まれそうになるほど美しく神秘的な輝きを放つ、スケールの壮大な作品です。

Galaxy Sake Cup (Ochoko)
$112

Galaxy “Ginga” Mini Compote
$181

Galaxy “Ginga” Large Plate
$303

Galaxy “Ginga” Rock Glass
$165

Galaxy “Ginga” Footed Sake Cup
$134

Galaxy “Ginga” Beer Glass
$140

Galaxy “Ginga” Footed Glass
$176

Galaxy “Ginga” Large Wine Glass
$225

Galaxy “Ginga” Sake Carafe
$162

Galaxy “Ginga” Sake Set
$387

Galaxy “Ginga” Tripod Small Bowl
$181

Galaxy “Ginga” Small Plate
$166

Galaxy “Ginga” Mini Bud Vase
$198
コスモ
「コスモ」は、末吉清一が追い求めるもう一つの宇宙。地球から見上げる夜空をイメージしています。大小に作り出された泡が満天の星が降り注ぐようなきらめきを実現し、「銀河」シリーズの浮遊感とはまた違った醍醐味があります。
02 | 作り手
我謝良秀
がじゃ・よしひで
沖縄県工芸士

1966年、那覇の大工の家に生まれました。那覇工業高校ではデザイン科で陶器を専攻し、卒業後は出版社と印刷会社でポスターやパンフレットのデザインをしていました。24歳のとき、校正していた原稿で「現代の名工」大城孝栄の記事を読み、そこにあった「見習い不足」という一文を見つけて、すぐに辞表を出したそうです。経験者しか採らないと言われながら受けた面接で採用され、ガラスの世界に入りました。色の混ぜ方も形の考え方も、陶芸で身につけた感覚がいまも作品に出ています。目標は「人のやっていない技法を開発して作品を作ること」。
石畳
16世紀初め、尚真王の治世である1522年ごろ、首里城から識名、国場、真玉橋を経て南部へ至る官道「真珠道(まだまみち)」が、琉球石灰岩を敷き詰めた石畳道に造り変えられました。総延長はおよそ10キロ。首里の町並みを整えるためであり、貿易港である那覇と王府を結ぶためであり、島を守るための軍事の道でもありました。王国の背骨にあたる道です。
その大半は、沖縄戦で破壊されました。いま残っているのは、那覇市首里金城町のわずか238メートル。大小の琉球石灰岩を組み合わせた「乱れ敷き」で、五百年ぶんの足音に磨かれた石の表面は、しっとりとした光沢を帯びています。
戦火を耐え抜き今も現存する石畳の美しさに魅了されて創作した「石畳」は、大人にこそふさわしいシックで華やかな風格を備えています。年月を経て光沢を帯びた琉球石灰岩のさまを、色ガラスと銀箔が織りなす上品な模様によって再現しました。多忙な日々にあって、悠久の時の流れを感じさせてくれる器です。

Stone Path “Ishidatami” Sake Cup (Blue / Brown)
色:青 / 茶
$99

Stone Path “Ishidatami” Sake Carafe (Blue / Brown)
色:青 / 茶
$163

Stone Path “Ishidatami” Small Bowl (Blue / Brown)
色:青 / 茶
$130

Stone Path “Ishidatami” Champagne Glass (Blue/ Brown)
色:茶 / 青
$206

Stone Path “Ishidatami” Wine Glass (Blue/ Brown)
色:茶 / 青
$206

Stone Path “Ishidatami” Glass (Blue / Brown)
色:青 / 茶
$108

Stone Path “Ishidatami” Sake Set (Blue / Brown)
色:青 / 茶
$360

Stone Path “Ishidatami” Small Plate (Blue / Brown)
色:青 / 茶
$166

Stone Path “Ishidatami” Mini Egg Bud Vase (Blue / Brown)
色:青 / 茶
$143
美ら舞
沖縄にも伝わる「羽衣伝説」。天女の羽衣が天高く舞い上がるイメージを砡(ぎょく・半透明の白いガラス)と銀箔によって表現した「美ら舞」シリーズ。透明感のある崇高な美しさに満ち溢れた作品です。
03 | 作り手
友利龍
ともり・りゅう
沖縄県工芸士

1979年、那覇生まれ。中学・高校は駅伝部、高校ではパンクバンドでボーカルをしていました。高校3年の夏から母が働く琉球ガラス村でアルバイトを始め、20歳で工場に入ります。同じ年にサーフィンも始めました。潮のタイミングが合う朝は5時半から7時半まで海に入り、8時に出勤する。作品のなかの水は、毎朝その中にいる人が見ている水です。
水影
水面ではなく、水の中の光を見つめて生まれたシリーズです。砂浜で見た水面、潜って見上げた水面、洞窟や深場に射しこんだ光によって浮かびあがる海の色。光によって千変万化の表情をみせる水の影を、いまも追い続けています。

Water Shadow “Mikage” Tumbler (Aqua / Green)
色:水 / 緑
$90

Water Shadow “Mikage” Spouted Bowl (Green / Aqua)
色:緑 / 水
$109

Water Shadow “Mikage” Sake Cup (Green / Aqua)
色:緑 / 水
$70

Water Shadow “Mikage” Small Plate (Aqua / Green)
色:水 / 緑
$99

Water Shadow “Mikage” Rock Glass (Aqua / Green)
色:水 / 緑
$78

Water Shadow “Mikage” Champagne Glass (Green)
色:緑
$148

Water Shadow “Mikage” Small Bowl (Aqua / Green)
色:水 / 緑
$93

Water Shadow “Mikage” Large Plate (Aqua / Green)
色:水 / 緑
$164
煌煌(きらきら)
太陽の光を浴びて、きらきらと輝くシャボン玉の美しさを表現したシリーズです。
04 | 作り手
照屋光則
てるや・みつのり
沖縄県工芸士

沖縄の風景は、ほとんどが海と森でできています。照屋光則はその両方を作っています。珊瑚礁から立ち上がった「亜熱帯の海」と、やんばるの森から生まれた「山原楽園」。どちらも、光がどう通るかで表情の変わる器です。
亜熱帯の海
“命のゆりかご”といわれる珊瑚礁の海には、多様な生き物が暮らしています。亜熱帯ならではの色とりどりのトロピカルフィッシュやサンゴ群は、美ら島の宝です。その美しさ、愛おしさを、波のはざまで跳ね踊る小さな魚のイメージとともにグラスに仕上げました。琉球ガラスの中では珍しく、薄手なのも特長です。
山原楽園
島の北に広がるやんばるの森と、照葉樹を抜けてくる光から生まれたシリーズです。
05 | 作り手
平良恒雄
たいら・つねお
現代の名工(2018年度・厚生労働大臣表彰)/沖縄県工芸士/琉球ガラス村 工房長

1948年、伊良部島生まれ。小学生のころ、海岸でヤシの実を拾ってきて胴をくり抜き、障子紙を貼ってバナナの皮の樹脂を塗るという工程を繰り返して、三線を四つ作りました。三線職人になりたくて中学卒業と同時に沖縄本島へ出ますが、紹介で見学した浦添のガラス工房で「これが男の仕事だ」と思い、すぐに入ります。16歳からの3年間は下働き。来る日も来る日も先輩の吹き竿を赤レンガで磨き、型を押す日々でした。いちばん嬉しかった瞬間を聞かれて即答したのは、数々の受賞ではなく「3年の下働きのあと、初めて窯から玉を取った時」。1983年、6社が結集して琉球ガラス村の前身となる協同組合が立ち上がったときの、参加者のひとりです。
島景色
生まれ故郷である伊良部島を宮古島本島から望んだ景色に心を震わせ、その感動をガラスに置きかえたシリーズです。南国の力強い太陽を浴びながら刻々と変化する海の輝きと、そこに浮かびあがる伊良部島が描かれています。
深海
工房長として原料と窯を預かりながら、平良はいまもひとりのガラス作家として自分の作品を作り続けています。「深海」はそのひとつです。
06 | シリーズ別
シリーズ別
個人の作り手ではなく、工房の名前でつくられているシリーズです。
mado
RGC × 拓南商事
廃車となった車のサイドガラスを砕いて、もう一度吹き直したシリーズです。着色料を使っていないので、色は車のガラスがもともと持っていた色。涼やかなアイスグリーンは前席のサイドガラス、落ち着いたスモーキーブラックは後部座席のサイドガラスです。2022年グッドデザイン賞受賞。

mado Rocks Glass (Smoky Black/ Ice Green)
色:スモーキーブラック / アイスグリーン
$47

mado Tumbler L (Smoky Black/ Ice Green)
色:スモーキーブラック / アイスグリーン
$52

mado Tumbler S (Smoky Black/ Ice Green)
色:スモーキーブラック / アイスグリーン
$47

mado Decanter (Smoky Black/ Ice Green)
色:スモーキーブラック / アイスグリーン
$84

mado Plate L
$114

mado Bud Vase
色:アイスグリーン
$41
SHURI
RGC
2019年の火災を受け、首里城が象徴する三つのことを琉球ガラスで表現するために生まれたシリーズです。赤は再生、黄は栄光、水色は継承。金箔は京都で三百年以上続く堀金箔粉のものを使っています。
海かがん
糸満硝子製作所
空の雲が海に映った様子がまるで鏡に映っているかのようだという沖縄の言葉「海かがん」。南国とはいえ風が強い沖縄の冬の空は、雲の流れが速く、海の色もさまざまに変化します。自分らしさを大切に、変化をも楽しんでほしいという願いを込めて、自由な雲と、自信のあらわれである黒を基調にデザインされました。

Sea Mirror Rocks Glass ( Aqua/ Orange/ White)
色:水 / 橙 / 白
$59

Sea Mirror Sake Carafe (Aqua / Orange/ White)
色:水 / 橙 / 白
$71

Sea Mirror Sake Cup (Aqua/ Orange / White)
色:水 / 橙 / 白
$50

Sea “Kagan” Sake Set (Aqua / Orange / White)
色:水 / 橙 / 白
$170
天の川てぃんがーら
糸満硝子製作所
てぃんがーらは、天の川を指す沖縄の言葉です。銀箔を散らし、光を蓄えるガラスを使っています。
みぃーにし
糸満硝子製作所
みぃーにしは、10月ごろに沖縄へ吹きはじめる北風のこと。泡盛を注ぐためのグラスです。
琉花
糸満硝子製作所
金箔と色ガラスを重ねたシリーズです。
金箔ワイングラス
糸満硝子製作所
いとまん日和
蓄光シリーズ
光を蓄え、暗いところでほのかに発光するガラスです。珊瑚の涙、人魚の吐息、龍宮の森の3種。







































